2018年8月5日に日産スタジアムで開催された、B’z LIVE-GYM Pleasure 2018に行ってきました。
アリーナツアーの観客数、派手なセットに圧倒された私・・・
約75,000人が一つの会場で同じ時間を共有する興奮を感じながら、
ビジネスとしてどのくらい儲かるんだろう?と考えてみました。

ライブのもうけとは?
単純化すると、
ライブツアーの売上(チケット代)ー費用(ツアーにかかる諸々の経費)=利益(もうけ)
チケット代の金額と観客数は判明しているため、ツアーにかかる諸々の経費がいくらかさえわかれば、儲けがわかる仕組みです。
ネットで調べていると、参考になる記事をアップされているtwitterを発見しました。
チケットの内訳らしい。 pic.twitter.com/sBl2fZ9qv6
— すぅすぅ (@yshnet1231) 2016年11月7日
こちらを参考に、B’z LIVE-GYM Pleasure 2018の日産スタジアム公演、2日間でいくら儲かったか?を計算してみます。
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B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 日産スタジアム公演の概要
開催日:2018年8月4日(土)、5日(日)
観客動員数:約75,000人/日、二日間で15万人
チケット代金:SS席 14,000円(消費税込)、S席 9,500円(消費税込) 、A席 5,000円(消費税込)
場所:日産スタジアム
週末2日間の日産スタジアムB’z公演の儲け予想
前述のtwitter記事のベテランアーティストを参考に、同じ割合で儲け予想額を算出すると・・・
チケット販売だけでのもうけは、2日間で4億8,600万円!!
ちなみにB’zさんのギャラとしてのアーティスト出演料は、2日間で2億250万円!!
桁違いの数字です。
単価 | 1日
(7万5千人) |
2日間合計
(15万人) |
|
売上 | 9,000円 | 6億7,500万円 | 13億5,000万円 |
イベンター経費 | 900円 | 6,750万円 | 1億3,500万円 |
宣伝費 | 900円 | 6,750万円 | 1億3,500万円 |
コンサート製作費 | 900円 | 6,750万円 | 1億3,500万円 |
スタッフ人件費 | 360円 | 2,700万円 | 5,400万円 |
アーティスト出演料 | 1,350円 | 1億125万円 | 2億250万円 |
会場・付帯設備費 | 1,350円 | 1億125万円 | 2億250万円 |
利益(もうけ) | 3,240円 | 2億4,300万円 | 4億8,600万円 |
(注)
※チケット代金は、概算で9,000円として計算しています。
大半を占めるS席が9,500円(税込)で、税抜に直すと8,796円。高いSS席もあるので、ざっくり9,000円という計算。
※twitter記事はチケット1枚10,000円の想定ですが、今回は9,000円で計算しているので、内訳の単価もその分変更させています。
※全て正確な情報に基づくものではなく、あくまで予想にすぎません
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twitter記事の内訳が完全に正確というのはあり得ませんが、利益率36%なのでビジネスとして明らかにおかしい数値ではないはずです。
なお、アーティスト本人に入る金額は、ここではアーティスト出演料として見えていますが、
ライブの儲けが入る会社からもアーティストに儲けが移る構造になっている可能性もあるので、これだけではないんじゃないかなという予想です。
また実際はグッズの販売からの儲けなどもあるため、利益は大きいはず。
どれくらいあっているのでしょうか・・・?
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